食べることと農作業


農というと、はたけを耕して種を蒔いて収穫する、のサイクルをつくっていくことです。

たとえば、やまに入って山菜や木の実を採取すること。
これ採取生活ですよね。まだ農耕がなかったころは、この採取生活が中心でしたよね。

能登半島の先のほうに、縄文遺跡があります。
約8千年前から約4千年前まで、そこにヒトが共同で生活していた痕跡が残されています。
海辺へ近く、山にも近く、生活の根拠地とするのに自然環境の都合がよかったんだと思います。
そこには漁労の痕跡があります。山の恵みと海の恵みですね。

それから、農耕技術が入ってきて生活の根拠は農作、田圃で稲を育ててお米をつくる、はたけで野菜を育る。
農耕生活ですね。


自家菜園 nakagawa shigeo 2004〜2009

数年前からボクの興味は、本格的にそちらの方へ向いてきました。
もちろん年齢的な要素も多分にあると思います、当年58歳です。でも、それだけではなかった。

どちらかとゆうと、都会生活者です。
アーバンライフを満喫したい、という欲望がありました。いまもありますよ〜。
でも、あるとき、それだけでいいのかな〜、っていう思いに囚われてしまったんです。

そのようにして思い起こしてみれば、生活の表面こそ都会生活らしきものを身につけておりますが、
こころは、多分、若いときから自然生活の方へ向きつつあった。


自家菜園 nakagawa shigeo 2004〜2009

生活の価値っていうと、いい仕事について、いい生活をすること。
この、いい仕事、いい生活が曲者です。何をもって仕事・生活の良否を決めるのか、この判断基準です。

ボクの時代、教えられてきたことっていうのは、やっぱり大きな会社に入って、
お金をたくさんもらって、ヒトが羨む生活を実現すること、これを出世とゆうんだと思いますが、
このことの実現に向っていたと思うんですね。

でも、まって!一方で、そうじゃないでしょ〜?っていうことも浮上してくる時代でもあったと思います。

その両方の狭間で、ボクは出世街道を歩いてきたんです。このことへの嫌悪感というか、嫌気ですね。
そんな気持ちが、つまり外見がハリボテのように思えてしまった。

そんな場所からの脱出を試みて、実現は3年前ごろから、時は2001年の夏でした。
それから1年後、ボクはリニューアルに入りました、です。

nakagawa shigeo 2004.10.25記


自宅のベランダで大根干し nakagawa shigeo 2004〜2009






ここは 食べること、農園・農作業のお話です^o^

こんにちわ!!ここは「食べること農園・農作業」のお話です ^o^

食べることは生きることの基盤ですよね。
ここでは食べ物を生産する農園のことを考えて、
農産物の生産活動をおこなっているひとやこれから始めるひとが集うところです。

みんなで知恵を出し合って食料を生産し自然と親しむ生活創りを演出しましょう!!



食べるということ、食料を作るということ、
そのなかに生きることの基本があるように思います。


  


自家菜園 nakagawa shigeo 2004〜2009




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最新更新日 2021.6.19