<学びの方法論>

あい写真学校です。

あい写真学校の1年制カリキュラム<綜合ゼミ>の履修で、
地域に密着のフリージャーナリストを目指したり、
フリーペーパーを編集したり、
文章を書いたり、
それらの綜合計画を立てたり、
そんなことができる人材に育ってほしいと考えています。

社会の出来事に対してのとらえかた、考え方は自由ですが、
その基本に「人間の尊厳」というテーマをもって、
個人の充実感と幸福感を追求する視点を、確保してほしいと思っています。


第五期ファイナルレクチャー 2010.3.14

最近の傾向として顕著になってきていることは、
自分のことがよくわからない、と悩んでいる人が多くなってきていることです。
自分のいる場所が見えない、判らない、という人です。
この現象は、個人が自立し始めていることの証だと捉えています。
ところが、自立していく気配が見えているのに、
自立していく道筋を自分のものにしていく「学び場」がないんです。

写真や映像、コンピュータなどの操作技術を教える学校があります。
社会構造の変化によって新しい職種が必要になってきて、
その操作技術を教える学校です。
しかし、いちばん肝心なことは<ものを創り出す>想像力というか、
コンテンツといっていますが、そのベースになるものを、
つくりだすことが、置き去りになっているように思います。



2007.11.25 京都写真学校

その基本に、自分を知る、ということが必要です。
とはいっても自分を知るということは難しいことなんです。
それから、社会を知る、ということが必要です。
この社会を知るということは、これまでに培われてきた見方がありますから、
本を紐解いていけばいいんです。

でも、ここに落とし穴がある。
自分の傾向や方向を見定めないままに、情報ばかりが入ってきますから、
主体性のない自分になってしまうんです。
この主体性というのは、自分の考え方です。

その考え方のとっかかりをつくるために、なにかものつくりを始める。
この「もの」が、ここでは「写真と文章」を提案したいのです。
それと平行して、身体をつかって生産するものを加えたい。ここでは「農」です。

なにかを始めることから分かってくることがあります。
この分かってくることが自分のベースとなってくるのです。
始まりはここからです。

むくむく通信社では、その始まりをつくる場を提供します。
それが学校!新しい学校!飛ぶ学校!です。

 nakagawa shigeo 2004.8.12〜2008.9.30


京都写真学校第五期入学式 2009.4.12










2020.8.15
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最新更新日 2020.8.18



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