ドキュメント写真の系譜(1)(2)

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最新更新日 2018.10.22

参考資料


ロバート フランク アメリカ


ニューカラー展 カタログ


エグリストン


ミズラック デザート・カントス


ステーグリッツ オキーフ


 写真史資料2005.6.24
 nakagawa shigeo

テーマ ドキュメント写真の系譜(1

―世界の写真史から―

ドキュメント写真をとらえる4つの現在的視点

1)写真の拡がり

 物理的な宇宙の姿を可視光でとらえられるようになった。
 人体のミクロな物質までとらえられるようになった。
 光学機器とコンユーター技術の新たなる展開である。

2)世界の変容(世界秩序の組み替え)

 1989年ベルリンの壁の崩壊以降、
 ソビエト社会主義の崩壊、湾岸戦争、社会主義国の資本主義化、
 アメリカを中心とするグローバリズム、
 2001.9.11のテロ以降、」終わりなき戦争に入った。

3)自然環境の破壊と再生

 環境破壊とエコロジー運動
 持続可能な環境資源(自然保護)へ

4)人間・個人の心の変容

 隠蔽されてきた精神(こころ)の解放に向かって
 閉ざされてきた固有文化と近代合理主義のなかでネイティブの回復

キーワード

 ・植民地主義と人種差別、民族差別・・・民族紛争とアメリカの新しい戦争の形へ
 ・個人の孤独化と連帯指向(新しい共同体像に向かって
 ・都市化と自然回帰
 ・グローバル化とローカルエリアネットワーク
 ・西欧近代主義と東洋思想の融合
 ・アジアの再編に向かって

テーマ ドキュメント写真の系譜(2
―世界の写真史から―その2

作家に見るドキュメント写真


1)大きな物語としてのドキュメントの背景

 自然軸と都市軸
 文明・文化の歴史的認識
 記憶

2)大きな物語としての作家テーマ

 ミズラックにみる「デザート・カントス」
 サルガドにみる「ラテンアメリカ」
 港千尋にみる「移動シリーズ」

3)小さな物語としてのドキュメントの背景

 「私」のいる場所の認知・確認の作業
 記憶

4)小さな物語としての作家テーマ

 ステーグリッツにみる「オキーフのポートレート」
 アジェにみる「場末の女たちのポートレート」
 古谷誠一にみる「妻クリステーネとの記憶」

キーワード

共同体における「記憶」ということ
個における「記憶」ということ