作家名:木村伊兵衛
木村伊兵衛(kimura iheei)
現在の写真作品に贈られる賞で、いちばん権威ありそうなのが木村伊兵衛賞。その木村伊兵衛さんて、どんな写真を撮ってられたんでしょう。
木村伊兵衛さん、1901年東京生まれといいます。1945年、戦争が終わったときは44才、1974年にお亡くなりになっています。
1933年「日本工房」に参加、1934年「中央工房」設立に参加。1950年、日本写真家協会の初代会長、1966年、日本リアリズム写真集団の顧問に就任、とあります。
日本の戦中戦後、写真界の表舞台を歩いていた人といえばいいのかも。秋田ってタイトルで編まれた写真集から、乙女の写真。
町角の風景。スナップショットの名手ともいわれている木村伊兵衛さん。
中川としては、そのスナップショット手法に興味を持っていて、彼が生まれ育った東京の町角を撮ったというコンセプトにも共感します。あらためて、日本の写真、黎明期とでもいえる時期に、ドキュメントした、という評価をしたいです。