サイアノタイプ・プリント
インクジェット・サイアノタイプ・プリント
京都写真学校WS 解説:里博文 2010.6.6
必要な薬品2種類
※クエン酸鉄(V)アンモニウム、緑色(黄土色タイプではありません)
※赤血塩(せっけつえん)別名:フェリシアン化カリウム
インクジェット・サイノアタイプ・プリント用感光液50mlの簡単な作り方。
2.5mlの計量スプーンと15mlの計量スプーンを使います。
クエン酸鉄(V)アンモニウム8グラムを計る。
2.5ml計量スプーン4杯、これで約8グラムになります。
赤血塩2.8グラムを計る。
2.5ml計量スプーン1杯、これで約2.8グラムになります。
水45mlを計る。
15ml計量スプーン3杯、これで45mlになります。
この水に、クエン酸鉄(V)アンモニウムと赤血塩を混ぜると
総量約50mlのインクジェット・サイアノタイプ・プリント用の薬品が出来上がります。
古典的手法(1842年 Sir John Hershel)の処方
クエン酸鉄(V)アンモニウム、緑色25グラム。
赤鉄塩10グラム。
以上の薬品を水150mlに溶かし、使用液総量を200mlにするハーシェル氏の処方に比べると、
少し濃い濃度になっています。
最小限度の薬品しか吹き付けをしないインクジェットプリンター用なので、
画像濃度を保つため、少し濃い目の溶液にしています。
サイアノタイプ・プリント制作WS 京都写真学校 2010.6.6
京都写真学校カリキュラム
2009.5.31実施のサイノアタイププリントのテキストと記念写真
京都写真学校のテクニカルレクチャーで、2009年5月31日、制作実習を行いました。
講師は、テクニカルアドバイザー里博文。