サイアノプリント(青焼き写真)の制作

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   表 題: 


京都写真学校 テキストカリキュラム

最新更新日 2018.10.27



 区分:特別講座編 科目:古典技法


レッスン番号 101

i-photo school
--京都写真学校カリキュラム--

                          サイアノタイプ・プリント

                インクジェット・サイアノタイプ・プリント

                            京都写真学校WS 解説:里博文 2010.6.6

     

必要な薬品2種類

※クエン酸鉄(V)アンモニウム、緑色(黄土色タイプではありません)
※赤血塩(せっけつえん)別名:フェリシアン化カリウム

インクジェット・サイノアタイプ・プリント用感光液50mlの簡単な作り方。

2.5mlの計量スプーンと15mlの計量スプーンを使います。

クエン酸鉄(V)アンモニウム8グラムを計る。
2.5ml計量スプーン4杯、これで約8グラムになります。

赤血塩2.8グラムを計る。
2.5ml計量スプーン1杯、これで約2.8グラムになります。

水45mlを計る。
15ml計量スプーン3杯、これで45mlになります。
この水に、クエン酸鉄(V)アンモニウムと赤血塩を混ぜると
総量約50mlのインクジェット・サイアノタイプ・プリント用の薬品が出来上がります。

古典的手法(1842年 Sir John Hershel)の処方
クエン酸鉄(V)アンモニウム、緑色25グラム。
赤鉄塩10グラム。
以上の薬品を水150mlに溶かし、使用液総量を200mlにするハーシェル氏の処方に比べると、
少し濃い濃度になっています。

最小限度の薬品しか吹き付けをしないインクジェットプリンター用なので、
画像濃度を保つため、少し濃い目の溶液にしています。


   

   
         サイアノタイプ・プリント制作WS 京都写真学校 2010.6.6 

                    

             京都写真学校カリキュラム 

         2009.5.31実施のサイノアタイププリントのテキストと記念写真

  
      京都写真学校のテクニカルレクチャーで、2009年5月31日、制作実習を行いました。
      講師は、テクニカルアドバイザー里博文。