☆☆写真技術講義☆☆
nakagawa shigeo 2004.6.21
街の中を撮る
街の中を撮るといっても被写体は多彩です。
<街路・建物・人物・店先・ショーウインドウ>
ここでは撮影のポイントを絞ることをお奨めします。
例題1
交差点に立って撮影しました。
広角系では全体が散漫な感じがします。
広角系で撮影
そこで望遠系で撮影しました
全体が圧縮効果で街角のさりげない風景が淡々としてみえます。
望遠系で撮影
例題2
街路樹を撮影、遠近感がでていて樹が浮き立って見えます。
広角系で撮影
上と同じ場所ですがこの場合、バックの風景が迫りきていて、どうでしょうか?
全体として奥行きのない写真になってしまいました。
望遠系で撮影
◎さて、例題1と例題2です。
どちらがいいとゆうのではないのです。
どんな写真を撮るか、撮る対象が決まったら、どのように撮るか、
その対象をどのように捉えるかはあなたの視点です。