露出について


京都写真学校 テキストカリキュラム

最新更新日 2018.10.27

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   表 題: 



 区分:カリキュラム技術編 科目:カメラワーク


レッスン番号 023

     i-photo school
--京都写真学校カリキュラム--

           ☆☆写真技術講義☆☆

                                  
nakagawa shigeo 2004.6.20 


露出について-1-



      
           
失敗例です

写真を撮るとき、カメラは大概自動露出、オートで撮るヒトが多いと思います。
そこで、露出のポイントをお話しておきます。

作例:白いテーブルのうえでパン材料を撮る。

トップの写真は、パンの材料をこねるところです。
白っぽい大理石のうえに白い小麦粉のかたまりです。
白バックに白素材で、全体が白い色です。
こうなると、写真全体が灰色になってしまいます。

どういうことかと云うと、露出が不足しているんです。
全体の光の量がカメラに少なくしか入ってこないので、
こんな具合にになるんです。

      
           
成功例です カメラ指示より+1以上の露出オーバーで・・・

そこで、露出のポイント。
露出計は、真っ白または真っ黒を、灰色にしてしまうんです。
そのように設計してあるんです。
この灰色を18%グレー、18%の灰色、っていうんです。

カメラの外の世界は、明るい(白い)ところと暗い(黒い)ところが、
適当に混じり合っています、ぼくたちが目にしている風景です。
なので、上記のように設計しておくと、見た目のような露出値をだします。
でも、白バックに白い物体、なんていうと、
露出計の値は正しいけれど、見た目とは違う値となるわけです。

そこで、こんなときには、露出補正が必要ですね。
この作例のばあいだと、プラス補正、値より光を多く取り入れるんです。
逆に黒バックに黒いものだったら、マイナス補正ですね。

ちょっとの工夫で、見た目がぐっとよくなります。
ワンポイントアドバイスでした。

nakagawa shigeo 2004.12.10〜2006.5.7

露出について-2-

デジタルカメラは、キャノンのパワーショットS50を使って、
露出についての作例研究です。

作例:5&6&7の三点をお見せします。


     300txt2412110008

作例:5 一絞りマイナス撮影、カメラの露出補正を−1にして撮影した画像です。

     300txt2412110001

作例:6 ノーマル撮影、カメラの露出指示値どおりで撮影した画像です。

     300txt2412110004

作例:7 一絞りプラス撮影、カメラの露出補正を+1にして撮影した画像です。

こうして三点を並べてみると、露出値によって画像の違いがよくわかります。

撮影時間は昼時で、太陽光はおおむね真上からの直射です。
気持ち的には、ノーマルよりの少し+補正が見栄えがよいかと思っています。
もちろん、天候や撮影場所によって微妙に違ってきますから、
あくまでこの作例は、参考です。

適正な露出を求めるのは、撮影者の感覚的なものがあります。
たくさん撮っていくことで、自分の感性にフィットする露出値を知りましょう。
ノーマルな露出がいつも自分にあっているとは、いえないですからね。

これは参考例です、一絞分+と−で、コレだけの違いがあるんです。

nakagawa shigeo 2004.12.16